顎関節症の方【2】顎関節症の原因
顎関節症になる原因はいろいろですが、特に重大なのは「奥歯のかみしめ」「くいしばり」です。
アゴに不調のある方はなるべく歯をくいしばらないようにするのが大切なポイントになります。
それは「くいしばり」が長年の生活習慣やストレスとともに顎関節症の大きな原因になっているからです。
「歯なんてくいしばってないもん」と思うでしょう?
でも、こんなことありませんか?
◆何かに熱中したり緊張する
・パソコンに熱中
・長い会議
・スポーツに一生懸命
・人前で話すなど、イベントで緊張
◆仕事で悪い姿勢を長時間続けている
◆ストレスで夜よく眠れない
◆ほおづえ、うつぶせ寝が多い
◆重たいモノを持ち上げることが多い
◆長時間の車の運転
これらはすべて強くくいしばる原因になっています。
心当たりあるでしょう〜?
「くいしばる」までいかなくても、知らず知らず奥歯をかみしめていることもあります。
デスクワークでうつむいているだけでも、軽くかみしめていると言われています。
「くいしばり」は無意識にしていることが多いので、「くいしばらない」事を意識するだけでも違います。
ポストイットに「奥歯かまない!」と書いてあちこちに貼っておくのもいいです。
食事するとき以外は奥歯を合わせない!くらいの気持ちで。
それよりもいいのは「笑顔でいること」。
笑うと奥歯の上下が離れますよね。
笑顔でいる間は歯の噛みしめがなくなるので、顎関節症の方にはいつも笑顔でてほしいんです。
スマイル〜!と口角を上げておくだけでOKです。
周りの方からの印象もよくなりますよ。